形成外科
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巻き爪、陥入爪、マチワイヤーによる治療
巻き爪、陥入爪の治療で矯正による方法を行っています。
マチワイヤーによる治療
マチワイヤーによる治療とは変形した爪に穴を開け、ワイヤーを通し、まっすぐに戻ろうとすることで爪の変形を矯正する治療法です。
ワイヤーの装着は爪先端の白くなった部分に行います。
まず、注射用の針を利用して、爪の白い部分の両端に穴を開けます。
爪切りで切る部分ですので、通常痛みは感じません。
次に、空けた穴に形状記憶のワイヤー(マチワイヤー)を通します。
最後にワイヤーを接着剤で固定して終了です。
ワイヤー装着後も、入浴・運動などに制限はなく、通常の生活ができます。
マチワイヤーによる巻き爪矯正 自費診療費
部位 | 再受診+マチワイヤー料 | 処置料 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
初受診時 | 2趾 | 6,000円+4,000円(税別) | 2,000円(税別) | 12,000円(税別) |
1趾 | 6,000円+4,000円(税別) | 1,000円(税別) | 11,000円(税別) | |
再受診時 | 2趾 | 2,000円(税別) | 2,000円(税別) | 4,000円(税別) |
1趾 | 2,000円(税別) | 1,000円(税別) | 3,000円(税別) |
爪矯正Q&A
健康保険は利きませんか?
爪矯正は健康保険は使えません。爪矯正は弯曲爪に対する治療です。
陥入爪に関する治療は従来通り行えます。
どのくらいの期間で治療が終わりますか?
柔らかい爪では数日で平らになります。爪が堅く、「の」の字型など、強度に巻いている例では2~3年かかります。矯正による痛みはありません。
爪が平らになってきましたが、いつまで治療を続けますか?
本人の運動の程度により決めます。テニス、スキー、山登りなどを行う方は爪母近く1/2位まで平らにします。
爪矯正で治ったら再発しませんか?
爪矯正では正常な形態に爪を戻しますが、正常な爪になっても、原因があれば再発します。原因は深爪、合わない靴、ぶつけた時で、まれに先天性もございます。
再発しても、再度、爪矯正を希望される患者様がほとんどです。
マチワイヤーにより爪が割れたらどうしますか?
爪の角が軟部組織の外にある例では、爪が伸びるのを待ち再度行います。爪の角が軟部組織の中にある例ではコットン・パッキングを行い、爪が伸びるのを待ちます。
爪が柔らかい例には、細いマチワイヤーを使います。